生霊の如き重るもの

「生霊の如き重るもの」 奥多摩の旧家・谷生家では、当人とまったく同じ人物が、 そのとき当人がいた場所とは別のところで目撃されるという、 生霊（いきだま）という現象が代々伝わっていた。 刀城言耶はドッペルゲンガー（生霊）の謎に挑む。 以下学生・刀城言耶の事件簿シリーズ リストですが 今回全作収録になるかどうかはわかりません。 死霊の如き歩くもの　（2009年3月、 光文社『新・本格推理（特別編）』） 天魔の如き跳ぶもの　（2009年10月、原書房『凶鳥の如き忌むもの』） 屍蝋の如き滴るもの　（2010年8月、『メフィスト2010　VOL.2』） 生霊の如き重るもの　（2010年12月 『メフィスト2010　VOL.3』） 顔無の如き攫うもの　（2011年4月、『メフィスト2011　VOL.1』）